神奈川県公立高校入試の判断基準の1つである「内申点(=学習の記録評定または調査書)」の計算方法がよく分かっていなかったので整理してみました。
内申点は135点満点
内申点(=学習の記録評定または調査書)の満点は、135点となっています。
中学2年の成績表の合計 +(中学3年の成績表の合計 ✕ 2 )で計算するので、135点になります。
具体例で見ていきましょう。
中学校の成績は9教科あるので、オール5なら、45(中2年の成績合計)+ 45(中3年の成績合計)✕ 2(中3年の成績合計)= 135という結果になる訳です。
3学期制の中学校なら
3学期制の場合、中学2年の成績は中2の3学期、中学3年の成績は中3の2学期の成績で判断します。
内申点 = 中2の3学期の成績表の合計 +(中3の2学期の成績表の合計 ✕ 2 )
2期制(前期後期制)の中学校なら
2学期制の場合、中学2年の成績は中2の後期、中学3年の成績は中3の後期(11月末〜12月上旬に決定される)の成績で判断します。
内申点 = 中2の後期の成績表の合計 +(中3の後期の成績表の合計 ✕ 2 )
美術系高校なら美術が重点化される
神奈川県内の美術系高校(弥栄・白山・上矢部)では、いずれも内申点算出時に、美術の成績が重点化され、2倍になります。
美術の成績が5だったとしたら、2倍の10で計算されるのです。美術系高校への進学を考えているなら、美術の成績は5、少なくとも4にしておきたいですね。
内申点が全てではありませんが、内申点を目安に志望校を決めることが多いと思います。希望の高校の目標内申点に到達しているかチェックしてみてください。
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