入学試験に、鉛筆デッサンの実技試験を行う美術系高校がほとんどとなっています。
鉛筆デッサン用具は、トータルで5,000円以下で手に入るので、すぐにでも揃えて、デッサンを日課にしていきたいですね。
今回は、デッサンを始める時にそろえておきたいデッサン用具をリストにしてみました。
三菱鉛筆 ハイユニシリーズ
美大のデッサン教室や美術専門学校で一番目にしたのが、三菱鉛筆「ハイユニシリーズ」でした。初心者に使いやすいのかもしれません。Bが柔らかいことが特徴です。
受験する高校によって入試で使える芯の硬さの範囲に差があるので注意が必要ですが、まずは4Bから2Hの計8本があればいいでしょう。
単品購入で好きな分だけ揃えてもいいですね。
高校生以上になると使用率が上がってくる、固定ファンのいるステッドラーの鉛筆セット。
外資系鉛筆だとなんだかプロユースな気分になれますね。Hが使いやすいという声多数。
鉛筆は、三菱鉛筆のハイユニでもステッドラーでも、どちらでもいいと思います。最初は、1本ずつ使用感を試してみて、好みで選んでもいいかもしれません。B系はハイユニで、H系はステッドラーを好んで使っている先輩が多いですよ。
試験前には、使う鉛筆の種類を決め、きちんと慣れておいて感覚がつかめておきたいですね。試験時間は限られていますから。
もちろん、単品購入もできます。
練り消し
デッサン中に、細かな修正をしたい時は、形も太さも自由自在な練り消しが便利です。
練り消しは、1つで買うより3個セットの方が割安だったので、お買い得なセットのリンクを貼りました。
カッターナイフ
デッサン用の鉛筆は、鉛筆削りを使わずにカッターで好みの角度と長さに仕上げます。
画用紙
100均の画用紙より、100枚のスケッチブックでドンドン練習できちゃいます。
本番直前には、試験と同じサイズと近い質感の用紙で練習したいですね。
神奈川県公立高校:B4画用紙(352×251mm)
トキワ松学園高校:F8号画用紙(379mm×455mm)
橘学苑高校:サンフラワー M画用紙
女子美術大学付属高等学校:四つ切(381×541mm)
フィキサチーフスプレー
デッサン完成後に、鉛筆を定着させるためのスプレーです。
鉛筆デッサンに必要な道具は、他にも挙げるとキリがありません。とりあえず、負担の少ないところから始めていきましょう。
トーリン美術予備校の無料デッサン体験に参加すると、ステッドラーの鉛筆3本とカッターのセットがもらえたり、対象は高校生以上ですが横浜美術大学の無料画力講座に参加すると鉛筆がもらえます。どちらも、デッサン道具は必要無く手ぶらで参加できます。
姉妹サイト「高校生のための美大ナビ」に、美大卒業生によるデッサンに必要な道具の解説記事があります。チェックしてみてください。
>>>美大受験の第一歩であるデッサン初心者が用意しておくべき鉛筆
>>>デッサンを始める!何を準備すれば良いの?その他の画材編1
>>>デッサンを始める!何を準備すれば良いの?その他の画材編2
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