美術科と普通科進学校のどちらを選ぶべきか迷った時には

いよいよ志望校を決める時期になりましたが、美術科の高校と普通科や総合学科の進学校のどちらを受験すべきかまだ悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

普通科と美術科に悩んでいるなら高校の進学実績を確認しよう

少子化の現在でも、一部の美術大学や美術系高校は人気があり、高い倍率になっています。
内申点や偏差値がボーダーだから志望校をワンランク下げようと思っても、美術系高校の学校数が少ないので、レベルにぴったり合う学校がなかったりします。美術科に行きたかったけれど、偏差値を下げてまで美術科を受験するのか、それとも普通科進学校を選ぶかを迷ってしまうのは当然のことですよね。

 

迷ってしまって、答えがどうしても見つけられない時には、迷っている高校の進学実績で選ぶという方法があります。
自分の志望大学へ高い進学実績のある高校を選ぶことが、将来志望する美術大学への近道だからです。

 

進学実績データを分析すると、美術大学だとしても、難関美術大学ほど学力が必要なのです。画力だけでなく学力も伸ばせる環境でないと、大学受験が難しいものになってしまいます。

 
 

大人になったら通っていた高校なんて全く関係なくなる

自分が高校受験生の頃は、受験がすべてで、第一志望校でなければ人生終わりぐらいに、迷い悩んでいたりしました。
 

大人になってから感じることなのですが、どこの高校へ通っていたかを気にする人なんて、誰もいませんでした。あえて挙げるとするならば、地元の同級生ぐらいかと。その目的も、会話のきっかけ作り程度のものだったりします。

 
出身校を聞かれる機会ってどんな時でしょう。
 
就職活動、転職、アルバイトの面接、仕事先の人との雑談、友人の結婚式に出席した時?
 
このケースでは、出身大学や専攻学科を聞かれることはあっても、出身高校を聞かれることなんて皆無でした。出身大学や専攻を聞く理由は、相手の得意分野を手っ取り早く知ることができるからなんですね。「どこで学んだか」より、「何を学んだか」が重要視されます。
 
大人になってしまうと、どの高校へ通っていたかなんて、取るに足らないことになるんです。

高校生活のうちの半分は、受験勉強の思い出しか思い出せなくなりますし・・・
 
美術科高校へ進学すれば、美術どっぷりの幸せな学校生活が送れるかもしれませんが、もっと先の最終目標を達成するために何を選ぶべきか、どうするべきか、じっくり考えてみましょう。
 
 

神奈川県公立高校入試スケジュール

募集期間

平成31年1月28日(月)〜1月30日(水)まで

志願変更期間

平成31年2月4日(月)〜6日(水)まで

学力検査等の期日

平成31年2月14日(木)

面接及び特色検査の期日

平成31年2月14日(木)、15日(金)及び18日(月)

<関連リンク>
平成31年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程並びに選考基準の公表等について

 

東京都公立高校入試スケジュール

入学願書受付日

平成31年2月6日(水)・7日(木)

学力検査等の期日

平成31年2月22日(金)

合格発表

平成31年3月1日(金)

<関連リンク>
平成31年度東京都立高等学校に入学を希望する皆さんへ(日本語版)

 
 

高校受験最終シーズン、体調管理を万全にしてラストスパートをかけていきましょう。
15分〜20分ごとのこまめな水分補給でウィルスを流してしまうと、インフルエンザや風邪に罹りにくくなるそうですよ。

この記事を書いた人

美大ナビ編集部
美大受験のための情報サイト「美大ナビ」編集部です。
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